187321 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

シンプル・ライフ

シンプル・ライフ

04.2.15 その1

2月15日 その1

この日は、今まで取りこぼしていた観光地を回ることになっていました。
夕食を一緒に取る約束を姉妹としていたので、夕方4時にスペイン広場の噴水で合流する為タイムリミットもあります。
この時点で取りこぼしているメイン観光ポイントといえば映画「グラディエーター」でお馴染みのコロッセオです。(実際映画撮影で使われたのは別の闘技場ですが)
ホテル前のトラム乗り場の3番線に乗り、コロッセオへと向かいます。
そのままトラムに乗っていけば自然とコロッセオに着くと事前に教えて貰っていたので乗り換えなどの苦労も無く、景色を楽しみつつ目的地へ。
やっぱり景色の見えるトラムはとても快適です。ローマは何気ない風景だけでも充分堪能できる貴重な街だと実感しました。
コロッセオに無事到着してグルリと周りを一周してから入場券を購入するために列に並びます。(その時間約20分)入場料は5ユーロ也
コロッセオにもイヤホンガイドがあるそうですが、私たちは今回利用しませんでした。(イヤホンを借りるための語学力が無いとも言うが・・・。)
コロッセオを見ての感想は「人間って凄いよな5年って期間でここまでの物を作り上げてしまうなんて」でした。
それほど巨大かつ勇壮な建物でした。でもここで多くの殺戮とそれを興奮して楽しむ人、政治から市民の目を背ける為の打算的な陰謀も渦巻いていたのかと思うと薄ら寒い気もしてきます。

2.15
外観の画像はよく見かけるので珍しかろうと、中の画像です。

現在は闘技場のフロアーは取り払われ、その床下がむき出しになっています。
人が入っていけない部分に、どうやらコロッセオに住み着いてるらしいネコが気持ちよさそうに日向ぼっこをしているのが大層微笑ましかったです。
そして、自分がいかに猫に飢えてるかも実感(笑)
コロッセオの中を見学して外に出ると、なんちゃってグラディエーターがお出迎えしてくれます。
「シャシン・シャシン」野太い声で客引きをする彼らそれに対して「ナイナイいらない」と言うとすかさず「びんぼう!?」奴は的確に痛いとこ突きやがる。さすがグラディエーター(笑)
更に必殺技の「十年月賦」などと言い出します。誰だこんなの仕込んだの、あまりにも楽しかったので私もせっかくの旅の記念だ、何か伝授しようかと思いましたが、生憎手持ちの面白い言葉が見つからず断念。って、記念撮影しろよって話ですよね。勿論してません。今思えばしておけば良かったかなと思いますが。まぁ、次回の旅の宿題としますか(笑)
コロッセオの側には、フォロ・ロマーノという遺跡を公開している場所があり、ここのチケットはコロッセオと共通なので一応見ておくことをお勧めします。
ちょっと高い位置から景色を見渡すとなかなかナイスな風景が広がります。
画像どうぞ

2.15

ここから、徒歩で20~30分いった教会に「真実の口」があります。
映画「ローマの休日」でグレゴリーペックが手を突っ込みアン王女が驚くと言う有名なシーンに登場しているわけですが、ここは写真を撮る目的がないのなら行く必要はないと思います。
レリーフが教会の軒先に立てかけてあるだけなのですよ・・・。
時間帯によってはそんなに待たないかもしれませんが、観光客が写真を撮るのに30分くらいは待ちます。
並ぶのが面倒で本物固執しなければ、ローマ三越にレプリカがありますので、そちらでも充分雰囲気は出ますよ。ちなみに私は両方写しました。(笑)
(写真はあるのだけどデジカメ画像はないのです)
ここまで過ごして時間は午後2時流石にお腹も空きました。
夕食はしっかりディーナーを取るつもりなのでここは手早く簡単にそして、なるべく座れるところと、考えテルミニ駅にあるマクドナルドへ向かいます。
何処にでもあるけど、他国のマックを体験したいと思ったのですが、これが不味かった・・・。
とりえず、今回初の地下鉄乗車を体験しますが、ローマの地下鉄なんとなく荒んでて怖いです。
ホームは暗いし、車両は落書きだらけで汚く、日本の地下鉄がいかに綺麗で安心出来る物なのかを実感しました。スリも多いそうなので決して混雑している車両に乗ってはいけません。
テルミニ駅で地図をにらみつつ、なんとかマックに到着。
しかし、オーダーが通るのに店に入って30分も待たされるという有様・・・。
お手軽スピーディーが売りのファーストフードのくせになんてこったい!!
語学力がないせいで、チキンバーガー(ナゲットがはさんでる様な物)とコーラ、ポテトの セットメニューくらいしか頼めず、コーラとポテトの量は半端ではなく全部食べたら絶対夕飯に影響すると思い、主義に反するものの半分残してしまった・・・。ちなみに味は日本と殆ど変わりません。


© Rakuten Group, Inc.